HOME >> お口の中の健康についてＱ＆Ａ >> お子さんについての質問
Ｑ＆Ａ
お子さんについての質問 妊婦さんについての質問
入歯を使用している方の質問 虫歯の予防･治療についての質問
歯周病についての質問 抜歯についての質問
歯の外傷についての質問 矯正治療についての質問
入歯を使用している方の質問
質問１: 今、使っている入れ歯がよく外れるのですが？
答え: 「よく外れる」、「入れ歯が痛い」、「食べ物が隙間に詰まる」などと言う悩みは多くの方が共通して持たれている悩みですね。
おそらく、入れ歯安定剤などを使用して我慢されている方もいらっしゃるかと思います。
現在ご使用中の入れ歯を十分診査して外れる、痛いなどの問題を精査して、歯の調整、修理、場合によっては新製など行って解消していきます。

例えば、上の総入れ歯は上あごに吸盤の原理でくっついています。
ですから、入れ歯が合っていないとその真空状態が保てずに、上の入れ歯が落ちてしまいます。
質問２: 保険の入れ歯と金属の入れ歯（保険外）の違いは何ですか？
答え: 保険では使用できる材料が決められています。
レジンと呼ばれるプラスチックです。
レジンだと強度を考えるとどうしても厚くなってしまいます。
それを上あごの部分等に金属を使用した入れ歯にしますと強度を増すとともに、上あごの部分の厚みを半分以下にすることができ、違和感や発音が大幅に改善されます。

また金属ですので熱伝導性が高く、お食事の暖かい、冷たいなどの感覚が直接上あごに伝わりますので、お食事本来の味を味わうことができ、より快適な食生活を送ることができます。
質問３: 部分入れ歯と総入れ歯の違いは何ですか？
答え: 総入れ歯は全ての歯がなくなった場合に使用する入れ歯です。
顎の裏面も覆うような大きな入れ歯のことを指します。

部分入れ歯は、歯が残っている場合に使用する入れ歯を部分入れ歯といいます。
抜けた歯を補うため、本数により大きさが左右されます。

総入れ歯に近い状態から、1本義歯まで大小さまざまな入れ歯があります。
部分入れ歯には、通常クラスプと呼ばれる歯に掛ける針金が付いています。
質問４: 入れ歯とブリッジはどちらが良いでしょうか？
答え: 一長一短があります。
普通の入れ歯は食事や会話がしずらいですが、ブリッジはしっかりと固定ができるので快適です。

しかし、ブリッジは両隣の歯を削らなければなりません。
土台となる歯が健康であれば、削るのに抵抗のある方もいらっしゃいます。
これは治療前によく歯科医師と相談して、決めた方がいいと考えられます。
最近では、第3の方法としてインプラント（保険外）という手段もあるからです。
質問５: 入れ歯が出来るまでの手順を教えてください。
答え: 分かりやすくご説明しますと下記の手順で製作していきます。

  1.診査・準備
  2.歯を製作するための型取り
  3.かみ合わせの診査
  4.仮の入れ歯の適合診査
  5.最終調整・完成。